はじめに
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沖縄・首里那覇港図屏風展について
主催:首里那覇港図屏風展企画委員会(地図アッチャー)
屏風絵×間切集成図×現代地図 非文字資料と古地図のコラボレーション
「首里那覇港図屏風」が現代に甦る。
「首里那覇港図屏風」は19世紀に描かれた首里那覇港図八曲一隻の沖縄県立博物館・美術館が所蔵する屏風です。美術品として一級であり、また当時の地理や交易、交通、都市・集落を知る貴重な手掛かりのこの屏風絵に、我々専門家チームが、地理的解釈を加えました。屏風絵は俯瞰構図ですが、どうも俯瞰視点が何方向かあり、またデフォルメや協調が加わります。さらに、屏風絵を地理的に解説する上で重要になるのが、那覇と首里を結んでいた15世紀に造られた長虹堤とその後の那覇の埋め立てによる海岸線の大きな変化です。そこでグループが選択したのが、間切集成図と現代地図を使って、屏風に描かれた地名・地点の解説です。なお、地図選択を大正時代の国土地理院地図の旧版地図に切り替えるなどすれば、那覇の変化がさらに興味深くなります。ぜひじっくりとご覧ください。地図上のポイントの著作権等について
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ポイントアイコンついて
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歴史的背景を持つ地点もしくは過去に起こった事柄、遺跡など現在についての記述や比較的新しい出来事など未来の出来事の記述や未来に完成する施設など地点が広範なものや道路・鉄道など距離のあるもの、また曖昧な地点地図の選択について
ポイントしている地図は、ポイント地点の出来事の時期やその由来になるべく近い時代地図を選択しています。また、古い地図の描かれた範囲外がポイント地点の場合は、現代地図やその他の時代地図を選択している場合があります。
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メンバー紹介
麻生 伸一(沖縄県立芸術大学 全学教育センター講師・琉球史)
下地 治人(那覇市立石嶺小学校教論)
山田 浩世(沖縄国際大学非常勤講師)
山本 正昭(沖縄県立埋蔵文化財センター)
マップについて
本サイトでは、下記地図の那覇市を含む周辺エリアを使用しています。
1700年頃 王朝/首里
首里古地図
※首里古地図 沖縄県立図書館所蔵1741年頃 王朝/久茂地村
久茂地村屋敷図
※久茂地村屋敷図 沖縄県立図書館所蔵1770年頃 王朝中期
琉球国之図+琉球国惣絵図(間切集成図) 合成版
※琉球国之図(薩摩藩調製琉球図) 沖縄県立図書館所蔵
※琉球国惣絵図(間切集成図) 沖縄県立博物館・美術館所蔵1920年頃 大正後期
大正後期/国土地理院 旧版地図
※この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の2万5千分1地形図を複製したものである。(承認番号 平27情複 第1437号)1959年頃 米国統治
米軍作成地図
※米軍作成地図 沖縄県立図書館所蔵屏風絵
首里那覇港図屏風(1840年頃)
※古琉球屏風(首里那覇港図屏風) 沖縄県立博物館・美術館所蔵現代地図
国土地理院、オープンストリートマップ(OSM)
※本サイトでは、上記地図の全部または一部を使用しています。
※国土地理院 旧版地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の5万分1地形図及び2万5千分1地形図を複製したものである。
(承認番号 平29情複、 第1476号)
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