★2021修正53 那覇市市制100周年

那覇市市制100周年アーカイブ

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  • 那覇市市制100周年アーカイブ

    那覇は元々は、小さな島々でした。その那覇が東南アジアにおける貿易の重要地点となり、王府首里と陸続きで結ばれます。琉球王朝期の古地図でその歴史が多少分かるはずです。明治になると那覇は貿易港にまして、軍事的にもその重要性を増し、那覇の旧版地図はマル秘扱いされます。大正時代の地図には、那覇の市街地が港湾エリアに集中し、現在の最大の繁華街である国際通り周辺は人家もまばらでした。昭和初期の「那覇市全図」では、その港湾エリアとその外縁地域が「那覇市」であったことが分かります。つまり王府であった「首里」は首里市でした。その那覇と首里を大きく変えたのが沖縄戦であり、その後のアメリカ統治によるアメリカ軍の旧那覇市の接収で、その一部は現在も米軍施設として使われています。 そして日本復帰時の旧版地図には、現在の沖縄最大の繁華街である国際通りが誕生し、市街地は那覇と首里を連ねて広がっていることが分かります。さらに米軍住宅地であったエリアは現在新都心「おもろまち」と変わったことが平成初期の旧版地図で分かります。

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  • マップについて

    本サイトでは、下記地図の全部または一部を使用しています。

    • 1640年頃 琉球王朝

      正保年間琉球図
      ※島津領国絵図 正保琉球国悪鬼納島絵図写 東京大学史料編纂所所蔵
    • 1770年頃 王朝中期

      琉球国之図+琉球国惣絵図(間切集成図) 合成版
      ※琉球国之図(薩摩藩調製琉球図) 沖縄県立図書館所蔵
      ※琉球国惣絵図(間切集成図) 沖縄県立博物館・美術館所蔵
    • 1920年頃 大正後期

      大正後期/国土地理院 旧版地図
    • 1935年頃 昭和初期

      那覇市全図
      ※那覇市全図 沖縄県立図書館所蔵
    • 1959年頃 米国統治

      米軍作成地図
      ※米軍作成地図 沖縄県立図書館所蔵
    • 1973年頃 日本復帰

      昭和48年頃/国土地理院 旧版地図
    • 2000年頃 平成初期

      平成12年頃/国土地理院 旧版地図
    • 現代地図

      国土地理院、オープンストリートマップ(OSM)

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      ※国土地理院 旧版地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の5万分1地形図及び2万5千分1地形図を複製したものである。
      (承認番号 平29情複、 第1476号)

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